3時間で謎が多いので、これ淡々とやられたら、きっと眠たくなるんだろう(ドッグヴィルみたいな)けど、終始ドラマチックなので、飽きずに観られる。
これは、インフルエンザの時に見る夢。
インフルエンザになったことないけど。
前半は不快感に訴えかけるいつものアリ・アスター。
3時間あるから配信があれば良いのにって思ってたけど、意外と劇場で観ないと味わえないシーンが多くあった。
ホラーコメディに分類されるだけあって、何見せられてんだタイムが結構ある。
おいおい🙄と笑っちゃうところもあるし、緊張感も途切れないのでエンタメ作品として面白いと思う。
「ミッドサマー」は既視感(ウィッカーマン)あったし、「ヘレディタリー」はまるで身近な人の悩みを聞いてるみたいな気持ちになって息詰めて見ていたけど、これは色んな要素のあるオリジナルで、楽しいっていうか映画の面白さが感じられた。
自分が良い俳優だったら、こんな役やってみたいよな!って感じ。
考察も捗りそうな内容でもう一度観たい。
ホアキンもだけど、エイミー・ライアンの雰囲気すごい。
味方になったらホッとするし、敵になったら恐ろしいと思わされる。
ホアキンは、新作のたびに「ホアキンってこんな顔してたっけ?」となるのがすごい。
しかしリバーには全然似てないけど、レインにはそっくり。
てか、フェニックス兄妹はリバー以外みんな似てる。リバーだけ特別。
ここからネタバレ有り👇🏻
森のシーンは、デイヴィッド・リンチの雰囲気あった。
そして、ラスト30分くらいは、ラース・フォン・トリアー感もあり。
アリ・アスター監督が影響を受けた人たちの影が見えるような気がして楽しかった。
夢と現実の狭間があいまいな感じで、どこまでが幻想かとか比喩だったのかとか、難しいところ。
息子の発達障害に耐えきれなくなった描写を見て、以前Xで見た
「もうアスペの息子と向き合うの無理かも、吐き気で苦しくて流しでえづいてる後ろから、「ダイの大冒険が値下げされてついに2,000円切りましたね」とか言ってくるんだよ、普段ならズレてるのも笑えるけどこんなのもう無理じゃん、例え私が怒っても泣いても理解できないんだよ、何この罪深い障害」というポストを思い出した。
心優しいボーだけど、実際には相手の気持ちを汲み取れない。だから、何度も話が通じてなかったのかな?
屋根裏にいた父親とモンスターのところ、ラストに繋がるところがいまいち理解できなかった。パンフレット読んでみよう。
無理やり感あったけど、面白い終わり方。
途中、もう死んだ方が楽、とも思ったけど生きててくれたら面白い。
サントラ良い。世代すぎてハマる。
マライヤ・キャリーの好きなとこに戻してもう一回聞くのやめろ😂
あと、絶対ハリウッドザコシショウ出てた。