ボーはおそれているの砂鉄くんのレビュー・感想・評価

ママが急死したので実家に戻らなきゃ

「我々は何を見せられているんだ…」って言葉がしっくりくる。
ヘレディタリーやミッドサマーはポップな作品だったんだって事に気づくA.アスター監督の特濃フルスイング。

主人公が唐突に否応無しに振り回され酷い目に遭う所にテリーギリアム作品っぽさを感じた。現実か妄想か判断付けれない展開の連続もそれっぽい。

説明の付かない悪夢に「こういう事かな？」って自分の中で理解を探しながら見るのが楽しい。見終わった後にもう一度見たくなるA.アスター作品の魔力。