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ボーはおそれているのWednesdayのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.0
マジックリアリズム。母と息子の不健全な関係性と、成育環境から来る極度の恐怖症。この映画を完走することでボーの(もしかしたらアリ・アスターの)トラウマがそれこそミッドサマーのラストのように解消されるのだろう、と思って観ていたら意外な最後。ひっきりなしに起きる必然性のない悲劇の連続は、「人生の良い出来事も悪い出来事も自分の行いとは因果関係がない」という私の個人的思想と一致していて楽しかったです。
心配なのはこの作品の興行成績とA24の今後……。
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