ヴァルーン

ボーはおそれているのヴァルーンのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.7
🤔普段から不安症のボーは、父親の命日に帰省する連絡を母とした直後に母が不審な死を遂げたことを知る。母の死に目に会うために家を出た直後から彼に非日常な出来事が次々に襲いかかる❔

いずれも平日の仕事終わりに観たから、その尺から2日に分けようと思ったけど、蓋を開けると衝撃的にカロリー消費映画だったのでクライマックス30-40分残して3日に分けることになってしまいました。 これ一息で映画館で観た人たち、スゴすぎる。

『ミッドサマー』→白昼の白昼夢因習系ホラー
『へレディタリー』→シンプル悪夢ホラー
のアリ・アスターの新作だからどんなものだろうとワクワクしてたら、強引に上記二つの要素を取るなら白昼夢+悪夢の非ホラーでした。 夢(妄想)なのか現実なのか分からない奇怪さに全振りした作品で、当然最後まで全てに関して答え合わせは無し。
ホアキンはどこまで理解して演じきったのだろうか。

歪みまくった親子愛と極度の不安症でお届けするロードムービー映画ですが、一部もうそんなもんじゃ説明がつかない描写もあり、理解できずその理不尽さに振り回されましたが、それなりに楽しんだと思います