予告見たときに、
「この男が書いた小説は現実になる。」
的なこと言ってたけど、こっからそもそもミスリードだったんだなと。
小説家の書いた、ある男のストーリー。
これは現実なのか、それともフィクションなのか。
小説パートと現実パート、そしてどっちにも登場する藤原竜也扮する津田の存在で見事に頭が混乱する。
一見関連の無さそうな、バラバラのピースをいくつも見せられてからの終盤、いつの間にかパズルが完成していて、頭の中で1つの物語になっている、まるで手品を見ているかのような構成で楽しかった。
個人的な話だけど、先週観た映画で広島弁を話していた西野七瀬が富山弁を話していたり、ブーメランパンツだったトヨエツが格好良い裏社会のボスをやっていたりと、役者たちの演技の幅の広さに驚かされた。