てつじ

茜色に焼かれるのてつじのレビュー・感想・評価

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)
3.6
コロナ禍、養老介護、リストラ、社会的弱者差別。守られるべき社会ルールに裏切られ続ける不条理の現代、世に蔓延る理不尽さを一身に背負い、怒りの矛先に困惑し、追い詰められた表情を見せる尾野真千子の怪演に尽きる。それでも前に進む逞しいバイタリティと揺るぎない母子のルール、貧乏ゆすりは止まらない。
てつじ

てつじ