ショコラ

ヘカテ デジタルリマスター版のショコラのレビュー・感想・評価

3.5
色男の外交官が赴任先のモロッコで体験する、狂おしい愛欲の日々。

画面から伝わる熱気とエキゾチックで退廃的なムード。

また、光と闇が織り成す映像美が素晴らしい。

「パッション・ダモーレ」で醜女からストーカーされるトホホなイケメン将校を演じたB・ジロドー。

本作では一転、まるで熱に浮かれた様に、ミステリアスな魔性の人妻を追い求めるエリート役に。

クリスチャン・ディオールによる白のスーツ姿もキマっている。

が、肝心の相手役ローレン・ハットンにそれほど魅力を感じなかった。

スーパーモデルらしくスタイリッシュでカッコいいが、ファム・ファタールというイメージではないと思う。(どちらかといえば、都会のキャリアウーマンの印象!?)

“言葉はいつも早いか遅い”

彼女(クロチルド)が放つキメ台詞も私にはナゾだった🤔
ショコラ

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