色男の外交官が赴任先のモロッコで体験する、狂おしい愛欲の日々。
画面から伝わる熱気とエキゾチックで退廃的なムード。
また、光と闇が織り成す映像美が素晴らしい。
「パッション・ダモーレ」で醜女からストーカーされるトホホなイケメン将校を演じたB・ジロドー。
本作では一転、まるで熱に浮かれた様に、ミステリアスな魔性の人妻を追い求めるエリート役に。
クリスチャン・ディオールによる白のスーツ姿もキマっている。
が、肝心の相手役ローレン・ハットンにそれほど魅力を感じなかった。
スーパーモデルらしくスタイリッシュでカッコいいが、ファム・ファタールというイメージではないと思う。(どちらかといえば、都会のキャリアウーマンの印象!?)
“言葉はいつも早いか遅い”
彼女(クロチルド)が放つキメ台詞も私にはナゾだった🤔