てぃだ

ホテルアイリスのてぃだのネタバレレビュー・内容・結末

ホテルアイリス(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

アイリス
それは虹の女神


原作小川洋子。


一時期小川洋子の小説に
ものすごくハマった時期があって
「世界でいちばん美しい文章を書く作家」
とか勝手に思っていたんだけど

やっぱりこの作家の作品のテーマは
「身体の欠如性」だなぁと
今作を見ている間思った。

我々人間が生まれてから
死ぬまで逃れられない
「身体」
その牢獄及び身体を取り囲む世界との
確執
みたいな
(自分でも何を言ってるか正直わからん)

まぁストーリーだけ追ったら
永瀬正敏が
若い子たぶらかして縛って虐める
SMやん
みたいな

ナントも目が当てられない下世話で
下品なものになってしまうんだけど。
(永瀬正敏じゃなくておじいちゃんとかを
配役にしたら一気に鬼六ワールドに
なりかねん)

純文学の世界を
映像に落とし込むことは
やっぱり難しいよなぁと思う。
てぃだ

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