ファンタジー?
現実感がない
だんだん気持ち悪さが増す
変態は惹き合う…やる方もやられる方もやめられない
小川洋子原作
筋金入りの変態…外は優しく、変態の時は強圧的
全裸でロープで椅子に縛り…
やっぱり小川洋子さんの世界は日本以外でつくる方がしっくりくるな…と改めて感じました。
小川ワールド、国籍感じないからなぁ。固有名詞バシバシ出されてる作品以外は。
こちら金門島なのですね。海を渡って島…
原作とあまりにも違いすぎたけどあの小川洋子の非現実的で残酷なお伽話の様な世界観を表現するのにはマリが日本人じゃなくて更に異国を舞台に撮影されていることは正解だったと思う、てかもう全て台湾仕様でも良か…
>>続きを読む原作未読。
とても不思議な世界。
すべてを”現実”として鑑賞すると、
サディスティックな中年男(永瀬正敏)と、マゾヒストな少女(台湾の子?)のエロス的な愛の物語かと思いきや、
マリーという似た名前…
陸夏さんの演技、雰囲気が、マリの設定にピッタリで、スッと感情移入出来た。
深い。
自分には父親であり、性的虐待の現実を信じたくない思いや、精神的にも母親に縛られた窮屈な現状からの逃避が生み出した妄想…
閉じた世界
小川洋子作にはよく身体の一部分が欠損した人物が出てくる。そして心がどこか欠けた人物も。それがとてもエロティックなのだった。中老と少女の不釣り合いな組み合わせも、たどたどしい日本語も、そ…
原作と違いすぎるやろ、どこやねん、なんで日本語と外国語が混ざってるねん、って思いながら最初は観てたけど、ホテルアイリスの雰囲気とエキゾチックな町の情景とオカンは原作に忠実やと思って、これはこれで面白…
>>続きを読むアイリス
それは虹の女神
原作小川洋子。
一時期小川洋子の小説に
ものすごくハマった時期があって
「世界でいちばん美しい文章を書く作家」
とか勝手に思っていたんだけど
やっぱりこの作家の作…
可能性を残しているとはいっても、最後(最期)だけは見せて欲しくなかった。可能性に満ちた幻想が一気に死んだ。絶対的な一線があって、それを越してしまうと物語がフィックスされちゃう。
それでも素晴らしい…
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