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Undergods(原題)
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『Undergods(原題)』に投稿された感想・評価

窓際
5.0
ぼくは大泣きするこんなのは…
過去と未来はいつも同一時間に並行して進んでいる。未来の人間は過去の過ちと栄光の影で生きなければいけない。監督のモヤはブルタリスティクなディストピアを描写し、さまざまな関係性と破壊を描きます。母のいない親子、父親のいない家族、子のいない夫婦、登場人物はみな最小単位の政治の破綻を抱えており、それは物語を通して一貫した信仰の喪失、父性の不在、マスキュリニズムの倒壊、資本主義の破綻を暗喩しています。1930年代のフランコ王政独裁政権から、民主化への移行期のスペインで生まれ育ち青年時代を送った監督の、時代とともに切っても切り離すことはできない傷そのものだと言っても過言ではないのではないでしょうか。


中間管理職のドムは浮かない人生を送ってきた。いけすかない若い強者男性の上司には「つまらない男だ、笑が必要だよ」と犬のような扱いを受ける始末である。やもめの妻と思春期の連れ子と暮らしていたが、レスコミュニケーションで、家族はとっくの昔に破綻している。そんな男にすこしの転機が訪れたと思いきや、ある日突然15年前に失踪したはずの、妻の元夫が亡霊のような表情を貼り付けて薄汚れた服で居間にいる。彼はどこから現れたのだろうか。

冬空の下で寄り添う父子は眠る前のお話をしている。娘は怪物の出てくるファンタジーをせがむ。父親は語り始める。
「ミスターハルス、神を信じるかね?」突然やってきた異邦の男は強欲な実業家のハルスに聞く。ハルスは腹黒く、お金のためなら手段も厭わない。そうやって富を築き上げた。妻はそんな夫に愛想をつかし出て行った。たった1人の美しい娘をのぞいて彼を愛し、また彼を愛すものはいなかった。そんなハルスに、異邦の男はビジネスを持ちかける。世界の仕組みを変えかねない天才的な装置を売り込みにきた。雪だるま式にお金を稼ぐ方法があるのだ、と言う。そんな方法が本当にあるのだろうか、訝しんだハルスは渋る男から図面を一度預からせてくれと申し出る。「大事にしてくれるかね?私の"こども"を」「我が子のようにね」男が帰った後、ハルスは考え込む。そんな方法があるなら独り占めをしたい。彼が移した行動は、図面をコピーし、装置の仕組みを盗むことだった。その装置の運んできた未来は約束を破った瞬間から分岐する。それはあまりにも恐ろしい未来だった。

荒廃した都市に一台のトラックが走っている。歯は黄ばみ、薄汚れた2人の男が「侵入者」を食糧にし、また労働力として売り捌いていた。1人の男が言う。「夢を見るんだ、何度も何度もね。部屋に男のゴーストがいるんだ。そいつは歩き回るんだ。なんだか不気味なんだよ。俺はその場所を知っている、ここからは遠く遠く離れた場所の話だ」

部屋の男の名前はノムと言った。男の暮らしている住居は改築中の、リノベーション物件で、開発のためにリブランディングをしている。よくある話だ。飽和した都市の高すぎる家賃の受け皿として郊外のベッドタウンを開発する。男は中年の夫婦二人暮らし、冷め切った夫婦仲。妻は美しくありたかった。結婚は牢獄だ。あなたのせいで私は美しく亡くなったの、豚野郎。外は豪雪で交通が止められた。1人の男が尋ねてくる。「一晩泊めてくれ。」一晩のはずが何日も居座り妻と親睦を深める侵入者に男は不満を募らせる。怒鳴り散らす男を侵入者は頬を張り、そしていう「人生で大事なことはたった3つのルールだけなんだ。その1、ナイスであれ(Be nice.)その2、ナイスであれ(Be nice.)その3、(叩いた頬を優しく撫でる。怯える男の顔)そうだ、わかるね?」雪が止み整備員が男の家に安全の確認のため訪れた。「1人で大変でしたね」はて、1人?侵入者が住んでいたはずの部屋は封鎖され、人の住む影などない、あれは幻影だったのだ。侵入者を殺さなければ。男はエレベーターで揉み合いになる。

一階では入居を考えている父子が管理人の説明を受けながらエレベーターを待っている。この物件は今増築中でね、住みやすく暖かい部屋を用意していますよ。近頃人気なんですよ、このエリアが。エレベーターがつく。空いた扉からは血を流した男の死体が蹲っていた。

話をせがむ少女は父親に言う。
「退屈な話だわ、怪物はいつででくるの?」
「できる限り頑張ってみるよ」
富豪のハルスと口論になった彼の娘は一言言い放つ「私には計画があるのよ」娘が失踪したのはその翌日のことだった。
グラスゴー映画祭にて。

不思議な映画だった。ディストピアファンタジーかな。大きく3つに分かれていてそれをつなぐキャラクターが2組。

夫婦のマンションにやってくる突然の訪問者の話、謎の図面を売りにくる男とそれをかすめとる男の話、15年不在で突然戻ってきた夫の話。

正直いってどれも「???」だった。思わず途中から再見したわ😅

これもしっかりかっちりストーリーがある映画じゃなくて自力で余白埋めていくやつだな。

なんじゃこりゃ?と思いつつもこういうの面白がって見ちゃうんだな。