売れないバンドのツアーに食人鬼が同行するお話。
もちろんファイナル･デスティネーションシリーズとは無関係です。
B級感満載のバカ映画……と言いたいところですが、バカにはなり切れなかった映画です。
なんというか、思いっきり梯子を外された感覚です。
破天荒なバンドメンバーと食人鬼のおじさんが、ツアーを通じて絆を深める……ような雰囲気なんですが、それならそのまま最後まで行って欲しかったです。
終盤で何故かシリアスになっていき、盛大にコケました。
ヒロインだけがマトモでほかのメンバーはネジが外れている、っていうコメディやってた所は面白かったのですが。
結構ゴアなシーンがありますが、血糊が多すぎるし、作り物感も強めです。グロいというよりは、汚い印象。
全体的に物凄く｢惜しい｣という映画でした……。
