真実を追う、陰謀を暴く緊張感に終止支配されたハラハラドキドキ展開がミステリー、サスペンスの王道で面白かった。
主人公が必死に真実を究明していくにつれ、信頼できる人がいなくなっていき、孤立していく中で、観ているこちらも、登場人物全員疑ってしまう。
音声だけでなく映像分析まで、証拠となりうるデータに取り憑かれていく主人公さえも怪しく思えて。
で、ラスト、え!?そこで終わるの?
アメリカ映画じゃこの幕引きはないだろうな。
胸糞、モヤモヤが好物な自分的には好きだけど。
やっぱり音が重要な映画は、劇場で観るにつきる。たぶん家で観ても面白いと思うけど、音によるハラハラは半減するかも。