EDの姿思い返すと泣くわ…
あかん面白い。鬼太郎の産まれる経緯が描かれる本作。目玉おやじが今の姿になった要因、母について、ついでに鬼太郎の便利装備達が出来た経緯なんかもあって、色んなピースが最期にハマってくるのが胸熱。もうマトモに目玉おやじの眼見れなくなるのよ…
序盤唐突に始まった犬神家で、妖怪要素少なない？って思いながら見ていくのですが、オヤジ登場からジリジリとおどろおどろしさが迫ってきて、それにビビりつつも慣れていく水木の姿が面白い。火の玉でタバコ吸うなや笑
タバコをはじめ、時代の描き方も昭和感の出し方が上手い。
終盤で発覚していくエグい真相と、哀しい結末の連続で5分に1回くらい心抉られる。泣くとかじゃ無くて絶望の感情だけ溜まっていくんですよ。それでも未来に希望を残そうと奮闘するオヤジと水木の相棒感がとてつもなく頼もしい。
あと地味にアクションも凝ってる。流石は優等生の東映さん。ミステリー感出していく前半から、結構急角度でアクションシーンになるからちょっと面白い。
声も良いんですよねー、このキャスティングって若いオヤジを野沢さんがやったら完全に悟空だから変えたんすかね笑。関さんの怪しげな声色がオヤジの雰囲気に怖いくらい合ってる。木内さんの水木もカッコいい。そして龍賀家のメンバーがこれまた豪華。種崎敦美どんだけ仕事してるんだ…引っ張りだこ過ぎて休みなさそう。
点数内訳
世界観:4.5
ストーリー:5.0
キャラ:4.5
音:4.5
映像:4.0
スコア:4.5
