このレビューはネタバレを含みます
話題になっていたので、気になって鑑賞。
ゲゲゲの鬼太郎ってそういえば知ってはいるけどよくは知らないな、くらいの人間ですが、なんも知らんでも普通におもしろかった。
ホラー演出も普通に怖い、妖怪もちゃんと怖い、人間がなんだかんだ言って一番怖い、だって人間は自分の欲望のためなら“人間”をやめてまうんやから。
昨今アニメだったりドラマだったりで煙草ってご法度だと思っていたけど、時代も時代だからかバッカバカ煙草吸う。隣に咳き込む子供もお構い無しで。結構ここびっくりした点。
そしてこの子供、後々に悲惨なことになってるっていう……
ゲゲ郎と水木のバディは正直そこまで(腐女子として)騒ぐ程かな、とは思ったけど、やっぱり異種族が手に手を取り合う感じはすごく楽しい。
あ!!でも吸った煙草渡すのはザワッ……となった!!!!!ここは仕方ないね、腐女子の本能やね。
というか、ゲゲ郎、ゲゲ郎に対して本当に言い様のない感情を持て余してる。
関さんのお声も、のほほんとしているようで戦闘シーンでバキバキに戦ってる姿とか、奥さんをめちゃくちゃに愛してるとこ、着物とか、ちゃんと幽霊族なとことか、結構グッサグサにやられてるのに、あれ、目玉の親父なんだよな……目玉の親父か……
ラスト普通に泣いてしまった。時ちゃん……
鬼太郎、あんな生まれ方してよく人間の味方をしてくれるよなって、やっぱり知ってるようで何にも知らないな、ゲゲゲの鬼太郎。