このレビューはネタバレを含みます
ホラー系が苦手で鬼太郎ろくに内容しらないのに、今回の予告で凄く興味が湧いていい機会なのでと鑑賞したけど
見終わったあとに思ったのは
幽霊や怨念への恐怖ではなく
ただ1人の欲望からあんなに大勢の犠牲が出たということへの恐怖だった
自身と違うというだけで迫害する
未だに残る人間の弱い部分
それを色々な形で見せられたような気分
結局関係者全てが無念に散って
本当に恐ろしいやら悲しいやらで
涙が止まらず帰路に着いた
最後の産まれたばかりの鬼太郎を
水木が抱き締める姿に
なんとも言えない気持ちが湧き出て
あの絵を思い出すだけで涙が出る
ただもう少し細かく描いてくれても良かったのにと思ってしまった
もっと長くてもいいから
それぞれへのスポットの時間をもっと見ていたかった
お嬢様や最後まで残ってしまった男の子
もっと見たいキャラがいっぱい居た
なんなら、アニメシリーズとかで
もっと細部を見たい
展開の速さに物足りなさを感じた
映画みたいな短編でなく、アニメシリーズのようにして是非やって欲しい