このレビューはネタバレを含みます
墓場鬼太郎を友だちの家で読んだ時に衝撃的で、1回しか読んでないのに鮮明に覚えてたところにみりしらで本作。
やはり愛する者を守る男はかっこいいですね、親父さいこう。
原作の水木からはかなり一変してるので、これはこれっていう感じで観られるかな。
エンドロールで墓場のシーンに漕ぎ着くわけで、記憶を無くして…はなにかちょっと勿体無い気がしましたが。
昭和独特の倫理観、台詞のペースや効果音、そして戦闘シーンの劇画調のタッチとても良かったです。
何より人間の弱いところ強いところ、近代化の良いところ悪いところ、共存の大切さ、そんな水木しげる先生が大切にしてたところはしっかり描かれていたのかなって思いました。
できることなら誕生後の成長もみたいものですね。