⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎のせせりのネタバレレビュー・内容・結末

大人向けな内容でゲゲゲの鬼太郎の前日譚。鬼太郎の父と母はこんなに美形じゃなくて結構エグい見た目だったよなぁと思いながら視聴。

昭和、戦後の日本での人里離れた村の名家の血生臭い話でホラーというよりホラーミステリー気味。鬼太郎の父、ゲゲ郎と水木のバディモノとしてみれば少しは明るく見れるのかもしれないがどうしても予告で面白い部分は全部やってしまった様にしか感じれなくて見終わったものの何か歯切れが悪いというか後味が良くないというか…。
エンドロール前の白髪になった水木の「彼女は」ってセリフのシーン探してるのに他の人に見えてないのは鬼太郎の母が幽霊族で弱っていたからって理由をつけたら納得できるのだがそこの所どうなんだろう。
龍賀一族の業は悲惨でそりゃ水木が吐いたのもわかる。気持ち悪い。トキちゃんの出自も割と危ういものを感じてとにかくモヤモヤする。
映画としてはバッドエンド。でも鬼太郎シリーズの中の1作として見れば中々の出来ではないかなとね。作者の戦争体験による部分も描かれていた様に感じられた。

引き込まれて一気に見てしまったから題材としては好みの世界観なんだろうけど2回目みるかどうかでいえばちょっときつい。