大まかなお話としては探偵モノではよくある呪われた村とそこを牛耳る一族のドロ沼合戦。そこに妖怪のエッセンスを注入した感じ。
鬼太郎の誕生前を描いた作品ですが、ゲゲゲの鬼太郎は子供の頃に何となく観てたくらいの記憶しか無いので時系列やらなんやらは全くの無知レベルでした。
史実でもそうですが、結局悪霊だ妖怪だと怖い存在扱いしていますが、それ以上に醜悪で悪霊をも自身の欲に使おうとする神様が作った生物一番の失敗作は人間だろうなと改めて痛感を致しました。
目玉のオヤジってたしか鬼太郎の父さん(理由はよく知らないけど鬼太郎の目玉から生まれたから)とかだったと思ってたんですが、ゲゲ郎だったんですね。物凄くビックリしました。
水木の記憶が無くなったとか急に老けた理由はちょっとよくわからなかったのですが、アニメとかを最初から追えば色んな点と点が繋がるのでしょうか。
作中通して基本ずっと悲哀しいお話が続きますが、物凄く面白かったので一から観直して行きたいと思います。
そうすればまたこの映画を2倍3倍面白く観れる様な気がしました。
まあ結局つまりは色んな時代を生きてきた無惨の1930年時の仮の姿がゲゲ郎って事でオッケーですか？？？
