Akiramovie

ただ空高く舞えのAkiramovieのレビュー・感想・評価

ただ空高く舞え(2020年製作の映画)
3.9
兎に角、現在の競争社会のインドのパワーを感じる作品。
ただ、尺や舞踏シーンもグローバル仕様とした『RRR』と異なり、あくまでもインド仕様~。

イギリス映画、テルグ映画、タミル映画でも活躍しつつある 女性監督なのか、少し盛り沢山のメッセージ。
階層・階級社会問題、女性差別問題、地域間格差問題。

"イン・メディアス・レス"手法というんでしょうか?、冒頭の事件の種明かしで、物語は過去から繋がっていく。

信念なくコネ・買収社会なのか、金で寝返る人が続出する中、空軍時代の上官ナイドゥの言動に、軍隊の上官命令による士気や戦友の絆の重要性を説くシーンに、軍人同士が持つ軍人社会の特殊性のテーマ(買収され乗客の命を軽視する空軍上官もいるが)。

作品中の予約をキャンセル扱いしてしまったシステムの誤作動の仕組みが、良く分からない。

例の1/2の日航機での避難誘導の安全性問題による、大手航空会社と格安航空会社との考えさせられる問題。

レビュー 1000件目記念作品!
2024/1/12 K’s cinema
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