漂う三浦大輔み。
舞台監督出身さながらいつも通りの部屋という密室のステージを巧みに使う感じ。
その窮屈さが独特な気味悪さを生む感じ、
三浦大輔っぽい笑。
その気味悪さの中描かれるクズ男の話。
キャッチコピーで「共感と反感の120分」と書いてあるが、まさにそう、とてもやなんだけど、共感できてしまうところもある…。
男と一概にくくるのは良くないけど、
やっぱり男は怠惰なところが少なからずあり、
この映画の主人公まではいかないけど、
彼の行動の節々に少し心が痛む部分も出てきてしまう。。。
だから、もっと気味が悪い笑。
そして、ラストのオチの気味悪さは半端ない。
確かに平凡さにはドラマ性がない。
でも、ドラマ性を求めることが良いことなのか?
そして、それを求めるシネフィルの観客たちもが少し否定される気分にもなる笑。
あー、ホント気味悪い映画だわ(褒めてます。