『娼年』三浦大輔監督作品。
藤ヶ谷太輔演じる裕一は前田敦子演じる里美と5年付き合っているが浮気がバレて同棲していたアパートから逃げ出してしまう。
そこからありとあらゆる人間関係から逃げ出していく流れ。
恐らく裕一の年齢設定は20代だと思われるが、それくらいの年齢なら人から色々「やってもらって当たり前」で「感謝」の気持ちなんてなかなか持てないかもしれない。
その辺りが原因で様々な人間関係が面倒くさくなって、逃げまわるというわけ。
対処の仕方も分からないなら、それも仕方ないよね〜とも思う。
至らない部分を気付かせてくれた彼女さんなり、親友くんは有難い存在だと思っていたところで終盤のどんでん返しは…。
身から出たサビ、自業自得とはいえ…。
若いうちに気付ければ良いよ(笑)
年齢重ねてあんなどうしようもない人間のままだったらイタイだけだしね。
めちゃくちゃ大きなどんでん返しでも衝撃でもないが、勉強にはなる面白い作品でした。