たぶん田舎のコルホーズ育ちで芝居好きのセリョージャが生まれたというオリョールの場所が気になりチェック。モスクワに向かう道のりの途中にはあのムツェンスクが（いや関係ないけど）。そんな彼が徴兵でバルト海の国境に近い空軍基地に配属され、運命の人ロマン大尉と出会う物語。
舞台はソ連時代のエストニアなんだが、恋人たちは赴任してきた者同士。反政府的ではない2人だったけど（ロマンのセリフからそれは確信）ある通報から基地のKGBに目を付けられていく…。
近年まで運用されてた同性愛を違法とする法律をかいくぐる日常を描いたドラマがヨーロッパ各地で同時発生的に生まれているように感じるんだが、しばらくは重いテーマとして取り上げる映画人が続くのだろう。
クズネツォフ大佐が除隊した二等兵の名前を覚えてるのに若干の疑問もあるんだが、そういうものなのかな。
とにかく異性でも恋人同士の肉体美に見惚れる…いやほんとに。
