このレビューはネタバレを含みます
なにかを超越した存在シガー。
人ではない、神か悪魔か。
と、思ってしまうのはベル保安官が語るなんか深そうな話の影響かもしれない。
モスに一撃くらってるし、子供自転車に気を取られて事故りもする。
子供とのやりとりみてるとすこし和む。
やっぱり人間。
けどシガーの存在感はすさまじく、演じるハビエル・バルデムさんがもう完璧すぎた。怖いを越えて好き、もうこの顔。
シガーの登場シーンはゾクゾクするカットだらけ。カットが変わってシガーのパートになるとかじゃなくて、いつのまにかそこにいるシガーに痺れる。
凄惨な殺しがひたすら続くのに演出がオシャレでかっこいい。
シャワーカーテン越し、ウェルズとの対峙、モスも、妻と義母も、殺しをあえてみせない、全部好き。
とにかく痺れたー。
ちなみにチェンソーマンのOP元ネタを観てみようシリーズ第2作目でありました。