シガーがあそこまで饒舌なのがイマイチ納得に欠けました。いきなりコイントスをして、「裏か表か」と問いかける以外全く喋らないキャラクターにして欲しかったです。
初っ端の冷たいロングショットが魅力的だったため、さあどんな冷徹でドライな逃亡劇暗殺劇が始まるのかと身構えていたら、なんともダラダラした展開、アクションで、とにかく眠気との闘いでした。
登場人物がシガーとモスと保安官二人のみで、シガーがほとんどノーセリフかつノンストップの殺戮を70分以内に完了させてくれていれば面白かっただろうな、という映画でした。色々と遅すぎ喋りすぎで潔さが微塵もなかったのは残念でした。