このレビューはネタバレを含みます
コーエン兄弟監督作品
1980年テキサス州西部
凶悪化する犯罪を憂える保安官エド
荒野に狩りに出掛けたベトナム帰還兵モス
大地に複数の車を発見、近付いて見ると銃撃戦の末に亡くなった複数の死体
麻薬の取引で決裂した様子
付近を捜索し大金を発見する
危険なことと知りながらも横取りするのだった
一方、モスの盗んだ金を回収する為、殺し屋アントン・シガーが追いかけてくる
逃れようとするモス、追い掛けるシガー、彼等を追う保安官エド
追いつ追われつ三つ巴で進んで行く。。
サスペンスな追跡劇
殺し屋アントン・シガーのキャラが立ちすぎ😁
拳銃ではなく屠殺用のエアガンのようなものを使いおかっぱ頭で可笑しな話ばかりする
非常に不気味で怖い😅
結構血生臭いが派手な印象は受けず淡々と静かに進んでいくのが不思議な感じ
兄弟の脚本の巧みさなのか
普通だとなんとか逃げ切れてめでたしめでたしなんだろうけどそう終わらないのは中々勇気のいる脚本だと思う
それが上手くラストを引き立たせて特別な作品にしていると思う☺️
諸行無常であり不条理