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I ~人に生まれて~/人として生まれるのlieziのレビュー・感想・評価

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星がつけられない。センシティブな作品。「身体の多様性」について考えさせられた。性の多様性とは切り離して考えなければならない問題。日本でも(各国でも)割と最近まで人権が踏みにじられてきたというから、この映画の内容(四川地震、北京オリンピック(夏)がニュースとして挟まれているので2008年くらいからが舞台?)は決して大げさでもセンセーショナルでもないのだろう。わかり易すぎるステレオタイプの描き方はちょっと…となってしまったが。その分、問題提起もわかりやすくはあるのだけど。
DSDは2000人にひとりと言われているそう。そんなマイノリティの声を届ける意欲作。主演のリー・リンウェイがすごい。
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