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砂連尾理 ダンス公演「猿とモルターレ」映像記録
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『砂連尾理 ダンス公演「猿とモルターレ」映像記録』に投稿された感想・評価

小森はるか特集で鑑賞。震災後、被災地へ向かった表現者は沢山いるが、映画も演劇も向き合い方として「被災地にならなかった」可能性があること。そのことの悲劇について考えを巡らされる映画・演劇作品は堀禎一『天竜区』シリーズと小田尚稔の演劇『是でいいのだ』くらいだと思う(堀禎一は震災について一言も映画の中で言及さえしていないが、最も震災後の映画として重要だと思っている)。

あらゆるその他の表現者の震災への向き合い方に全然新たな批評性は感じない。小森はるかも『息の跡』や『空に聞く』では優れた批評性を光学的、音響的に記録しているとは思うが、その後の作品においての試みはどれもテクニカルに処理してしまっている感覚がある。


震災後の演劇が他者との身体的距離感を意識することによって〈今・ここ〉に立っている舞台そのものの脆さを意識させることを試みるパフォーマンスが意識的になり、まさに砂連尾はその代表の一人だと思うが、最早そんなことを繰り返してもよくあるパフォーマンス表現にしか留まらないのでは?と疑問を抱く。そもそも日頃演劇に触れてる人が喜ぶような身体的表現の躍動をただ手放しに褒めるなんてことはしたくない。

この舞台で批評性を感じさせる箇所があるとするなら、冒頭の4人がそれぞれの体験について語り、もう一人の映像記録を務める酒井耕が舞台上にカメラを置かせて欲しいと頼むまでのやり取りくらいだろう。

記録映像のため、舞台表現そのものは砂連尾の責任が占める割合は多いのだろうが、小森はるかと酒井耕もまた、記録する立場としてもっとやり方はあったのではないかという気がする。記録映像を撮らない可能性も含めて。
ひる
3.8
ぱっと見の印象は小津の『鏡獅子』に近い。やっぱり演劇を映像で収める時、第三の壁を越えて舞台上に置かれるキャメラから映し出していいのかという倫理上の問題は考えなくちゃあいけんな。