レイドと付いているがインドネシア映画の傑作ザ・レイドとは関係ない作品……だけどアクション的なコンセプトは似たものを目指しているロシア映画
なんだか勿体無い作品だった
正直ストーリーはあまりよく分からない
主人公が仇を討ちにウォッカ工場襲撃作戦に加わるという結構シンプルなハズのストーリーなんだけど、見ていて話が入ってこないことが多かった
キャラクターの個性はあるんだけど、ずーっと何がやりたいのか分からず、ぼやっと映画が進んでいく不思議な感覚に陥った
味方の不良たちとのいざこざもどうでもいいし全てが上手く作用していなかった気はした
アクションは結構面白い
編集でイジったりと、どうかなと思う部分はあるもののテクニカルで面白いアクションが見られた
しかし巨漢との戦いや銃撃戦になった途端アクションとしての面白さが数ランク下がっていた
このことから鑑みるに立ち回りを上手くこなせる人はいるけど、アクションを演出するのは上手くないんだろうなぁと感じてしまった
工場襲撃の時もあまり作戦が感じられずパワープレイな感じが悪い意味で目立っていた
全体的にもう少しブラッシュアップすれば、結構面白くはなりそうだっただけに残念な一本でした
