このレビューはネタバレを含みます
マイページ一覧の絵面がヤバくなってきた気がするので、のんさんを投入!💦
このジャケ写可愛いですよね!
ジャケ写の衣装が冒頭しか出てこないのが勿体無い。可愛い。
コロナ禍の学生さん達は、学校に通えなかったりイベントが中止になったりして可哀想だった。
大学に通う為にバイトしてる人とかもいて、バイト先が休業になってしまって生活費やら金銭面で困る人も沢山いたので、登場人物達はそこらへんは大丈夫なんだなと思った。
卒展中止。休校。
主人公は美大生。4年間頑張ってきた卒展のための作品を泣きながら壊す人達が映る。主人公は持てるサイズのキャンバスだった為にそのまま持って帰る。
白い服で絵の前に座る。
白い服で座った時点で描く気力が出ないのかなと感じた。
主人公の友達平井は、作品が大きすぎて持ち帰れない。休校で立ち入り禁止になった学校に忍び込んでコッソリと絵を描き続けるも、見つかってしまい退学の危機。
平井は大学院に進む予定。
主人公は就職。
主人公にその事を平井が話すと「皆我慢してんだ!大切な時期に何やってんだ!」と怒り出す。
結局何だかんだで、2人で学校に忍び込んで平井の絵を細かく砕いたり切ったりして持ち帰る。
主人公「平井はいいよね!恵まれていて!」
という台詞があったけど、それは誰にでも当てはまる事じゃないかと思う。
この人はこういう事に恵まれていて、あの人はまた違うことに恵まれている。
比べたらキリがない。
主人公も、生活費や絵の具代や材料費、リボンとか結構高い。そういう金銭面では恵まれていても、将来の就職先から内定が取り消されてしまう。就活大変だったろうに…と悲しい。
ラストは、平井の絵と主人公の絵を合体させて作品を作る。2人の卒展を家で行う。正気を取り戻したみたいに部屋も主人公達の表情もキラキラしていて、よかったと安堵する。
コロナ禍の鬱憤みたいなものを感じた。