このレビューはネタバレを含みます
海が出てくる邦画って大体すきじゃないんだけどこれは凄く 良 でした
吉村界人のたたずまいと田中美里の演技力
鎌野愛のピアノに合わせた切なくてでも光が残されているような、それに彩りを加える九十九里浜
ん?ってところも許せてしまうような短編の影響力の強さ
最後の吉村界人のアップに海と光の描写をミックスした表現、涙を流すアドリブに、そのままハミングのエンドロールへ移行するの100点満点すぎる
'人は死ぬんじゃなくて、生きる場所が変わるだけなの だから貴方も死なない'
絶対にオフレコな監督・脚本家の話が涙引っ込んじゃうぐらいに辛辣なのも作品への愛を感じて良かったし面白かった
演じる側と撮る側、纏める側の立場やあり方について話が聞けるの滅多にない機会