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ARIA The BENEDIZIONEのWAR太のレビュー・感想・評価

ARIA The BENEDIZIONE(2021年製作の映画)
4.1
見終わりたくなかった・・

ずっとラストを迎えたくなくて見れていなかったARIAアニメラストの劇場版を見終わり喪失感で一杯です。
前作がオレンジプラネットのアリスちゃんとアテナ先輩が主軸の話に対して今作は藍ちゃんと晃先輩の話でした。
一人前になるまでの物語は姫屋に代々伝わる伝統的なゴンドラを絡めて今後の姫屋の未来、そして背負っていく覚悟を感じさせる話でした。
かつて晃先輩が感じていたプレッシャーや重荷は藍ちゃんによって軽くなり、そして今藍ちゃんが感じているプレッシャーや重荷は晃さんによって軽くなっている。二人の関係性は灯里とアリシアさんともアリスちゃんとアテナ先輩とも違い三者三様で素晴らしいですがここは師弟関係のような側面が強い気がします。
だからこそ一人前になるその時には二人で泣いてしまって見てるこっちも泣いちゃうっていうね。

ARIAの世界は本当に憧れで昨年ヴェネツィアに行けた時には滅茶苦茶感動したのを覚えています。
今後も色んな形でARIAが続くと良いなと思いつつ・・
いつかまたネオヴェネツィアで蒼のカーテンコールが続くことを願っています。
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