砂漠

うみべの女の子の砂漠のレビュー・感想・評価

うみべの女の子(2021年製作の映画)
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仲良しの子におすすめ(?)されて観た。なんだろう、漫画の方が好みだなって思った。

思春期のぐちゃぐちゃが鋭い描写で描かれていて苦しくなった。
思い返したらなんだったんだって思うことが、あの頃の自分にとってはすごく大きくて、世界が狭いからそれが全てで、痛かったよねー。
観ても何もわからないこと含め、あの時期の“自分でも何がしたいのかわからない感じ“が巧く描かれていた印象。



「今日の俺んち、親帰ってこないわけなんだけど」に始まり、吐かれる台詞がなんか薄くて、薄いっていうか中学生があれを言うって違和感から、何も入ってこなかった。

はっぴいえんど流れ始めたあたりから落ち着いて観れたけど、それまではもうほんとにやきもきしながらただ座ってた。

そもそも女の子が苦手すぎるし、流れ的にもちょっとまって(笑)って思うポイントがところどころにあって、ツッコみながら苦笑しながら観た。
誰々がむかつくとか好きとかって、俳優さんが役に入り込めてるってことだと思うから悪く受け取らないでほしいけど。

えーそこ手持ちですかって思うところが手持ちでゆらゆらした、これは好みの問題。
強い風に吹かれても頑として脱げない磯辺の青いフードがちょっとおもしろくて笑っちゃった。

青渚さんを追っかけてきたけど、磯辺と佐藤ちゃん役の子も色々観てみようと思う。
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