じんわりと余韻が残る作品でした。
様々な美しい光を通じて描かれるのは、映画に恋した少年の愛おしいほど大きな映画への愛情と、人生の決断。
彼の長い長い物語は、果てしなく続いていく。まさにそれが映画であり、人生。エンドロールのつづきがそこにありました。
鑑賞後、今もどこかで生きる少年に思いを馳せてしまいそうに!
「ニュー・シネマ・パラダイス」と重なる部分は多いけど、異なる部分も確かに存在するので、両作を比較しながら観ると面白いかも。
でも「ニュー・シネマ・パラダイス」で体験した感動と全く同じものを求めるとちょっと肩透かしを食らうかもしれません!
めちゃくちゃ分かりやすいキューブリックオマージュがあり、多分他にもそういうのあるんだろうなぁと思ったけど映画の知識無いので分かりませんでした!
フィルム映画への大きな愛情と深いリスペクトが込められた良作!映画好きなら観て損は無いよ!