ご機嫌な黄色

エンドロールのつづきのご機嫌な黄色のレビュー・感想・評価

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)
4.0
フィルムへのラブレターは美しすぎる飯テロ
邦題が良いね

光を捕まえる
初端から創意工夫の天才としてあらわれた、
好奇心と探究心と行動力にあふれたサマイくんは眩しすぎて目が潰れるかと思った
それらの心や力は個人差あれどどれも‘子供らしい’ものとして皆に備わってたはず
いつの間にか捨てていたものは宝物
集めれば夢が映り、動き出す
2010年とあるが、日本だともっと昔な印象の不足や自由と不自由、逞しさが社会や少年らに見て取られる
周囲を惹きつけ引っ張り、少年サマイくんは既に監督です

ファザルさん、
チュパチュパさせるしちょっとキモイ食べ方もするのだけれど、なんともチャーミングで名言製造機
学校の先生が進歩的で親父が保守的というのはありがちながらどちらも愛情深く、私は訳あっておちぶれたバラモンである親父の心情に感じ入るものがあった

階級社会や変わりゆく様々な光に伴う影、
カラフルなお客が始めと終わりに、
台詞は名言尽くし、
先人たちへのリスペクトを込めに込めたフィルムへのラブレター
サマイ役のバヴィン・ラバリくん、すごくいい表情します

劇場観賞間に合ってよかった
いつもコンセッションではホットミルクティー買うのだが今回ばかりはスパイスも必要だった
チャイ飲みたい〜お腹すいた〜
ご機嫌な黄色

ご機嫌な黄色