このレビューはネタバレを含みます
インド版「ニューシネマパラダイス」の呼び名通り子供が映画を好きになり、作り手になりたい夢を持つ作品。
主人公の男の子が家族で映画館に行き、映画の世界に魅了される。
ある日学校へ行かずに映画館へ行き映画を観るが何回か行くうち、お金が無いので潜り込み追い出される。
映写技師の人と知り合い、弁当と引き換えに映写室から映画を見させてもらう。
お母さんの作るお弁当が美味しそうだった。昔の時代だからラブシーンや残虐シーンはやはりカットしてたが敢えて言わず、観客も特に何も言って無かった。
映画を作りたくなった主人公が何とかして、フィルムを回す事を考えたり、友達が沢山協力してくれて結構頭が良い。
最後の方は映写の方法が変わる事で、映写機がスプーンに変わったり、フィルムが婦人達のアクセサリーに変わったり、SDGSみたいな、物も人も形を変えて変わっていくんだなと思った。
お父さんが最後に折れて、子供の為に下した決断が良かった。