この映画は、今も根強く続くパレスチナ問題を私達に示しているように思いました。見終わった後に調べてみると元々この紛争は、宗教や人種差別が発端になっている長い歴史から今に続いている事なのですね。
オーケストラの対立するユダヤ人とアラブ人の様子が、物凄い罵り合いで描かれています。これには観ている私は、すごく嫌な気持ちになりました。それでここまでなるのは何故なんだろうと思って調べてみたのです。
音楽の凄いところは外国の色々な歌を聴いて意味がわからなくても、メロディーが良ければいいなと思いますし楽譜は万国共通です。素晴らしいことですよね！
最後に曲名は言いませんがラストシーンでの演奏がすごく作品の願いを込めたものだと思います。小さな輪（和）がどんどん大きくなって広がっていきますように…と。
