赤尾慎之介

天使と悪魔の赤尾慎之介のレビュー・感想・評価

天使と悪魔(2009年製作の映画)
4.2
『ダ・ヴィンチ・コード』と違って原作は読んでいないので、原作の優劣や原作を忠実に描けていたのかといった観点からは評価できない。

だが、純粋に映画として評価するならば、

①終盤のどんでん返しを含む最後まで飽きさせないスリル
②宗教と科学の対立(と融和)というテーマ性
③安っぽい映像がひとつもない高度なクオリティ
④演技にも違和感がない俳優陣

と、ほぼ完璧な仕上がりではないだろうか。娯楽作品としては、文句のつけどころが見つけられなかった。
赤尾慎之介

赤尾慎之介