文潔

天使と悪魔の文潔のレビュー・感想・評価

天使と悪魔(2009年製作の映画)
3.0
なんか、うーん
宗教と科学の対立って日本人はあんまりピンと来ないんじゃないかな
科学万歳ってなる人が大半でしょ。

宗教の不在による弊害は「心の拠り所の無さ」「存在の耐え難い軽さ」「繋がりのなさ」みたいなものだけど、逆に言えばそれさえ乗り超えれば日本ほど生きやすい国はない。

それらを受け入れた上で生きると覚悟を決めればいい。宗教の不在は社会的弱者にとってより大きな意味を持つから、自分は平均的な人間より強いと自負するなら、ニーチェが言うところの「超人」を志向するなら、宗教という足枷のない日本に生まれて本当に万歳だ。
文潔

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