コーダ あいのうたのかくわのレビュー・感想・評価

家族4人の中で唯一耳が聞こえるルビーは歌うことが好きだが、耳が聞こえない家族はその才能に信じられずイヤホンで音楽を聴くルビーを嫌がっている。
そんなある日ふとした事で才能に気づくー

唯一耳が聞こえる故に「通訳」係を背負う反面、家族の仕事と自分の夢との葛藤、彼女を応援する友人や先生が素敵でした。

御涙頂戴ものには屈しない覚悟（捻くれ）で臨みましたが、普通にやられたしあれはずるいよ😂
「手話言語」とはよく言ったもので耳に聞こえるものだけが「言葉」では無いし、人に伝えるということの本質がありました。

反面、外国語がわからない人にわざと下ネタを教えて恥をかかせる鉄板ネタを手話でやったり、ザ・青春ものも詰まっていて素敵な2時間でした🤟
無駄なエピソードが無いのが良かった。

リメイク元のフランス映画『エール！』は未鑑賞ですが、本作が良かったので観なくてもいいかな🤔

タイトルの「CODA コーダ」とは、
・Child of Deaf Adults（聾の親を持つ子供）
・楽曲や楽章の終わり、曲中の大段落の締め、転じて新たな章の始まりを意味する音楽記号

字幕翻訳:古田由紀子

2022-016-010

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