サラミ山カルパス

コーダ あいのうたのサラミ山カルパスのレビュー・感想・評価

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
4.0
観客は私1人の貸切状態だったので特別に公開前にホームシアターで本作を鑑賞するクリストファー・ノーランみたいな気持ちで観ました。ノーラン爆泣きしました。

健聴者であるルビーと聾唖者である家族で見ている世界ならぬ「聞いている世界」が違うがゆえの理解できないことだったりすれ違いだったり依存や自己犠牲だったりが時にユーモラスに時にエモーショナルに表現されていた。その中で家族はルビーの才能を知ろうと、ルビーは家族に歌の良さを伝えようと歩み寄り合う姿が感動的だった。特にコンサートのシーンを貸切状態で観られたのはめちゃくちゃ良い体験だったなあと。囁き声なら分からないけど手話なら遠くからでも何話してるか分かっちゃうの面白いよなあ。

マイルズ役の彼どこかで見たことあるなあと思ってたんだけど『シング・ストリート』の子ね!サントラで”You’re All I Need To Get By”聴いてるんだが良すぎん?

ちなみに『ダンケルク』のマリンコーディネーターがマリンをコーディネートしたらしいです。
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