うりぼう

コーダ あいのうたのうりぼうのネタバレレビュー・内容・結末

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

相方と観に行く。32回目の記念日の前に。久し振りに気持ちよく泣きました。

彼氏は彼女の家庭が理想的と言うが、本気に出来ない。価値観は、人それぞれであり、隣の芝生。

お父さんがいい。家族を愛し、自分を信じ、色を好む。お母さんがステキ。子を心配し、子にも正直であり、一歩ずつ進む。お兄さんがイケてる。妹が大好き、皆の事を考え、色を好む。そんな家族に囲まれ、彼女は、クールにビールを頼み、V先生を黙らせ、崖から飛び込む。

憧れの彼との仲直りの日、彼女の不在により、最悪の事態、天国と地獄。結局、彼女は夢を諦める。反応は三者三様。

彼女の部屋での母との会話に涙。母の健聴の子を持った不安と恐怖。健聴の祖母と自分の齟齬が蘇る。その想いが彼女に引き継がれてゆく。でも、自分がやらねばと懸命に背伸びする。

発表会の後、彼女の夢のために父が動く。父は、歌に感動する人達に妻のコンテスト優勝の姿を見たのか。オーディションでV先生の伴奏により、家族に歌と手話で想いを届ける。

合格後、彼氏と手を繋ぎ崖から跳ぶが、落ちるときは別々。未来の暗示、遠距離恋愛は、多分彼から別れる。彼には眩し過ぎる。

彼氏と両親との四者会談がめちゃくちゃ笑えた。彼氏が漏らすのも無理ない。V先生は、なんか宮本亜門に見えてくる。
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