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コーダ あいのうたのakariのネタバレレビュー・内容・結末

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ものすごく良かった…。号泣しました。歌のシーン、手話のシーンも全てが素晴らしく、心が伝わってきた感じがしました。届くんだなあと思いました。映画館で見て良かったです。
家族の中で唯一耳が聞こえるルビー。“歌”という夢を見つけた彼女が家族や先生、周りにいる人々と向き合い葛藤しながら未来へと進む物語。聞かせたいルビーと聞きたい家族のすれ違いが切なくて涙が止まらなくなりました。それでも歌で通じ合う家族の絆が感動的です。ルビーの歌を一生懸命聞こうとするお父さんの愛情が素敵でした。心を込めて歌うルビーの歌声が本当に素晴らしくて泣きすぎました。家族に届けようと手話をしながら歌ったシーンでも涙がボロボロ出てきました。家族のことを心から愛しているルビーに夢を諦めさせなかった家族の選択が温かい。「家族の犠牲になるな」と妹の夢を守ろうとするお兄ちゃんはかっこよかったです。仲の良い家族のやり取りには癒されました。愛に満ちた家族の瞳が、ルビーに未来があることを教えてくれます。人生とはあくまで自分の考える人生でしかなく、本当の人生はまだ誰にもわからないと知りました。
ぎこちないデュエット練習から始まるルビーとマイルズの関係もすごく瑞々しくて良かったです。出会う前からお互いに意識し合っていたなんて可愛すぎる。
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