ヤングケアラーきっつい…
エンタメとして消費できませんでした。
ただ一人の聴者だからと全員がルビーという船に乗っかって今にも沈みそうな家族。
今はまだいて欲しい、と言う両親に警鐘を鳴らす兄が言うように、「今はまだ必要」を唱えていると両親が亡くなるまでルビーは犠牲になるんでしょうね。それが強制なのか自主性なのかは違うとしても。
居ないと辛いのはわかる、わかる、けど…
いない前提の生活を始めないとルビーはルビーの人生を歩めず家族のケア要員となって生きるしか無い…その描写が長すぎて辛かったです。妹を手放さねばならないと覚悟を決めているお兄ちゃんの存在が救いでした。
もう少しルビーを消費する描写を削ってルビーがルビーの人生を歩んでいる描写があっても良かったな…
