Punisher田中

劇場版 呪術廻戦 0のPunisher田中のレビュー・感想・評価

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)
5.0
🎍 ⛩明けましておめでとうございます⛩🎍
皆さん、昨年は大変お世話になりました!
今年も何卒宜しくお願い致します!!!

幼少に幼なじみの祈本里香を交通事故により目の前で失った乙骨憂太は、怨霊と化した里香の呪いによって周囲の人間を傷つけてしまうため、自分の死を望む乙骨だった。
里香によって一般人が傷つけられ、秘匿死刑も決定した中、最強の呪術師・五条悟によって、秘匿死刑が先延ばしになり、呪術高専に迎え入れられることに。
同級生の禪院真希・狗巻 棘・パンダと出会ったことで、乙骨は生きる意味を見出し、ある決意をする一方、乙骨たちの前に現れた、かつて一般人を大量虐殺し高専を追放された最悪の呪詛師・夏油 傑が新宿と京都に千の呪いを放つ、百鬼夜行を予告。
果たして、乙骨達は夏油を止めることができるのか。

想像の全く遥か上をいき、MAPPAの技術力と構成の巧さを改めて思い知ることとなった今作。
原作を忠実に再現しつつ、原作での情報量が少ないバトルシーンをあんなにもカッコよく仕上げてしまうとは.....
アニメシリーズの24話同様に音ハメもキメては、独自解釈のアクションを多めに入れており次々と出てくる神作画と神演出の応酬に気づいたら僕も""純愛""していた。
また、呪術のアクションシーンは表情や動きによる心象の表現も良く出来ていて、これから見に行かれる方はそこにも是非、注目して貰いたい。
予告からも感じたかもしれないが、""分ッッッッッかんないよッッッッッ""で呪術廻戦with碇シンジというか、乙骨シンジになってしまい、僕もつられて""分ッッッッッかんないよッッッッッ""となってしまうが、実際乙骨優太と碇シンジ君はどこか似ている所があるので緒方恵美さんがシンジ君よりの演技をしてしまうのもわかってしまうも、ラストのバトルシーンで幽☆遊☆白書の蔵馬化した時はもうスタンディングオベーション。

更に今作は原作0巻の映画化ということで結構ギチギチに詰まっているけど""大丈夫そ?""と思いつつ見てみたが、しっかり細かい描写まで入れながらもかなりスムーズで見やすい。
本編アニメを制作していたからこそ、アニメシリーズとの繋がりも含めた現段階でお披露目されたキャラクターの活躍振りも凄く力が入っており、ナナミンのシーンではカッコ良すぎて涙が出てしまいました😭
最近は少し停滞気味だけども、やっぱり呪術の面白さとMAPPAの凄みを再認識することとなった。
最高に面白かったので、アニメを観ている方には是非とも観ていただきたい作品。