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劇場版 呪術廻戦 0のLEOのレビュー・感想・評価

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)
2.5
子供の頃の愛する人(歳が歳だけにそう言っていいのかどうかも分からん)の死が知らず知らずに呪いとなり、そのあまりにも強大な力を手に入れ世界を転覆させようとしている敵と戦う話。

前に鬼滅の劇場版で「王道のジャンプ作品の良いとこ取りである事を感じざるを得ない(JoJoもNARUTOもBLEACHも入ってるよねー)作品」と書いたが、『呪術廻戦』はそれ以上(上記に加えてその鬼滅も幽遊も入っちゃって)、というかもはやパクリとも思えるキャラと設定だと感じているし、ネーミングの仕方がもう痛いくらいに厨二病的なので全く好きじゃないんだが、以前TVでの本作の番宣で男性声優が「乙骨憂太役の〇〇です(名前覚えとらん)」と言っていたのにいつの間にかシンジ君に代わっていたんでアレ~?と思って観てみた。
あの男性声優は誰⁉︎
自分の勘違い???

で本作の話。
ジャンプ作品のパクリに関しては編集部が容認してるんだろうから百歩譲っていいとしても、さらに今回エヴァですか…。
今回は緒方恵美だけは抜擢するべきではなかったよね~、モチーフがほぼ碇シンジなんだもん。

展開も乙骨の成長とかキャラ同士の絆とかがポンポンポンポン進んじゃって何か軽いよなぁ。
映画という短い尺と言っても、乙骨の暗いキャラが普通以上に明るくなるの早すぎじゃね~か?
確かに動きや画自体は綺麗だけどストーリーもバトルも既視感満載な感じのものばかりだし、「ふ~ん…」って感じで終わったかな。
(虎杖がチラッとも出てこないのは潔いw)

しかしまぁ、今人気の『チェンソーマン』なんてさらにこの『呪術廻戦』のまるパクリだし、しばらく読んでない間にジャンプはどうした?
でもそれが次々ウケるんだから、ドジョウがいる限り恥も外聞もなく何匹でも狙い続けるのかな…?
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