このレビューはネタバレを含みます
この映画にスコアをつけること自体が難しいけど、このテーマをタイムループにして、真正面から体当たりしたことの凄さ。。。
黒人差別についての映画を少しずつ観てはいるものの、ここまでストレートにダイレクトに作品として昇華させていることが凄い。
今でも消えることのない黒人差別。
偏見。
何を言っても伝わらない虚しさ。
始まり方のポップさからは想像しなかった内容に、どんどん胸が苦しくなった。
短編の32分で、しかもエンドロールの最後の最後までずっしり問題提起しているこの作品。
嘘であってくれたならどれだけいいか。。。
でもこれが今もアメリカで起こっている現実。
ループ。
アカデミー賞をとったことで、もっともっと沢山の人たちに見てほしい。
この問題を考えるきっかけに、話すきっかけになるから。
あぁ。。。腹の底に鉛が沈んでる感覚。。。
