日英合作ロードムービー。
ディキソン監督の個人的な経験を反映したオリジナル脚本。
妻を亡くした夫(リリー・フランキー)が
妻の遺言で「私の遺灰をイギリスの
ウィンダミア湖にまいて」を叶えるため、関係が悪かった息子(錦戸亮)家族と
共に異国を旅する。
旅をしながら、回想が入り、
妻との出逢いや妻の病気、介護
等が明かされていく。
重いテーマだが、外国人監督だからか、
湿っぽさはあまりなく、
説明や感情はあまり出さずに
役者の演技と風景で、見せていた。
妻役の木村多江がまた切ない。
病気のシーンは見るのが辛かったけど、
こんなに夫や息子に愛されていて、
幸せだったのだろう。
涙が止まらなかった。
最後のシーンは希望にあふれていて、
良かった。
錦戸亮は画的に無敵。