終始トーンを落としたような静かな作品なんだけど、いつの間にか引き込まれてた。
遠い話のようで誰にでも訪れるような家族の物語。
観てるうちに、ケイの立場から、明子の立場から、ケンの立場から、色々な角度から自分に投影してた。もし家族やパートナーが明子のようになったら、私はここまで介護できるかな⁇また、明子のように病気になったら…
観ながら色々考えてしまったわ。
自分の世界に引きこもって生きてきたケン。現世との橋渡しをしてくれるのは唯一の存在・明子。明子がいなくなった時、ケンはひとりぼっちになっちゃうから…そんな思いがあっての"明子の願い"なのかな。明子とケンの夫婦の関係が素晴らしい。
また、この配役がベスト!リリーフランキーも素晴らしかったけど、木村多江が凄かった。いつも薄幸なイメージなんだけど、鬼気迫る薄幸さ…語彙力が😓錦戸亮も今までで私は1番好きかも。このメンバーだからこそ素晴らしい作品になったんでしょうね。
20241207@242