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シン・仮面ライダーのT3K3のネタバレレビュー・内容・結末

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

1回目:IMAX/2D/日本語
2回目:ゲストビジット/2D/日本語(2023年3月19日/新宿バルト9)


庵野監督、もしかして人類補完計画しか撮れない…?

個人的に感じていた「庵野節全開の演出ってアニメだからプラスに働いていただけで、実写だとノイズでしかねえな」疑惑が今作で決定的になってしまった。それらに耐えうる浜辺美波のお顔が際立つ。

原典への思い入れ故にアラにばかり目が行ってしまった『シン・ウルトラマン』よりかは楽しめた。面白かったとは言ってない。

文句は言おうと思えばいくらでも言える(感情移入させる気があるのか疑うレベルの描写不足、生身アクションのヌルさ、演出であってもキツい棒演技、etc)んだけど、

・サイクロン号の変形
・ライダーキック
・本郷VS一文字の空中戦(カメラワーク)
・変身ポーズ
・ダブルライダー!!!
・ダブルライダーキック!!!!!

↑この辺で心の中の5歳児がアガれたから、まあそれだけで満足かな〜。期待もしてなかったので。

何より、好きになれるキャラクターが1人でもいて良かった。一文字隼人くん、あなたです。映画としては欠点である「描写不足」すらも「切り替えが早く真っ直ぐに突き進む気持ちのいいヤツ」感に上手く作用していたからだと思う。

20年前、親の車で全仮面ライダー主題歌集MD無限リピート幼稚園児だったので、まさかのエンドロールで涙ぐむというね。

追記:生浜辺美波すごい。
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