このレビューはネタバレを含みます
2D/字幕
ドミノ倒しのように、ドタバタがドタバタを呼ぶドタバタ劇。
リンダはまだ子どもだから自由奔放…なわけではなく、登場人物全員ぶっ飛んでいる。他人に迷惑をかけるどころか、犯罪すら厭わない。そこの倫理観を気にしてしまうと楽しめない気配を察知したので、途中から「喜劇」だと割り切りました。
予告の時点から魅了されたけど、観たことのないアニメ表現だけでも大満足です。極限まで抽象的であることで感情が鮮明に伝わる。車窓からの流れる夜景、点の大きさとスピードだけで表現しきっているのがすごい。
ラストはパパの思いと子どもたちの歌声、料理が繋ぐ記憶に涙ぐんでしまった。なんだかんだ大団円。